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Channel: 新バージョン情報 | Tera Term(テラターム)の便利な使い方
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2013年02月28日 Tera Term version 4.77がリリースされました!

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2013年02月28日(木)Tera Termのバージョン4.77がリリースされました。
TeraTerm version 4.77リリース

変更・修正点は以下のようになっています。(Tera Termプロジェクトページからの抜粋になります)

変更点

  • DECFRA(矩形領域文字埋め)制御シーケンスに対応した。
  • ウィンドウタイトルのスタックへの退避/復元を行うウィンドウ操作制御シーケンスに対応した。
  • マクロ
    continueコマンドを追加した。
    文字列変数の最大長を511に変更した。

その他

  • TTSSH(2.64)へ差し替えた。
  • TTXResizeMenu Plugin(1.02)へ差し替えた。
  • TTXKcodeChange Plugin(1.01)へ差し替えた。

continueコマンド解説

"for" や "while" のループの内側から、そのループの次の反復処理に制御を移行する。

Tera Term開発プロジェクトメンバーに感謝!


2013年05月31日 Tera Term version 4.78がリリースされました!

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2013年05月31日(木)Tera Termの(テラターム)のNEWバージョン4.78がリリースされました。(感謝!)
Tera Term version4.78

Tera Termプロジェクトのゆたかさんより前情報でお聞きしていた通り、ログローテーション系のマクロコマンド、及び設定項目が追加されています。これでログ取得関連がさらに便利に利用できるようになりますね。
テラタームログのローテート設定画面

またマクロコマンドも追加・変更されており、個人的には「wait, waitln, waitregex 」あたりの変更が気になります。マクロコマンドで複数のパラメータが同時にマッチする「waitregex」なんか超便利なんですよね。さらに「listbox」コマンドも追加され、どんな感じのマクロで使用できるかの考案中です。

まあ、バージョン4.78での変更・修正点は以下のようになっています。
(Tera Termプロジェクトページからの抜粋になります)

変更点

  • すでに選択されているテキストが存在する場合、プリンタダイアログのデフォルト選択肢を「選択した部分」にするようにした。tentner氏に感謝します。
  • Additional settings ダイアログに ログ・ローテート 設定項目を追加した。teraterm.iniにLogRotate, LogRotateSize, LogRotateSizeType,LogRotateStepエントリを追加した。
  • Fileメニューに「Tera Termの全終了(Exit All)」を追加した。
  • Windowメニューに「重ねて表示(Cascade)」「上下に並べて表示(Stacked)」「左右に並べて表示(Side By Side)」を追加した。
  • 自動ログ取得を無効化する /nolog コマンドラインオプションを追加した。
  • マクロ
    listboxコマンドを追加した。
    getipv4addrコマンドを追加した。
    getipv6addrコマンドを追加した。
    logrotateコマンドを追加した。
    crc16, crc16fileコマンドを追加した。
    checksum8, checksum8fileコマンドを追加した。
    checksum16, checksum16fileコマンドを追加した。
    checksum32, checksum32fileコマンドを追加した。
    bringupboxコマンドを追加した。
    regexoptionコマンドを追加した。
    execコマンドに第4引数(カレントディレクトリ)を追加した。
    ‘show 1’ コマンドでマクロウィンドウが最前面に来るようにした。
    messagebox, inputbox, listbox コマンドを実行したときにダイアログが最前面に来るようにした。
    wait, waitln, waitregex コマンドで空文字列を待てるようにした。
    waitregex コマンドで複数のパラメータが同時にマッチする場合、前の方を優先するようにした。

バグ修正

  • ログファイル名に &h を含めている時、IPv6アドレスで接続するとログファイルが作成されない問題を修正した。
  • LogLockExclusiveをoffにしてもログファイルに排他ロックがかかる問題を修正した。
  • ネットワーク経由でログ採取しても、Tera Termがスローダウンしないようにした。teraterm.iniにDeferredLogWriteModeエントリを追加した。デフォルトはon。
  • ウィンドウの右端で URL が終わって改行している場合に、次の行まで URL が続いていると判定される問題を修正した。
  • URL 文字列としてマウスハンドカーソルの判定される領域が左に半文字分ずれる問題を修正した。
  • マクロからの送信データに対してもPaste delay per line設定が適用される問題を修正した。
  • waitn マクロコマンドで timeout が 0 のときにデータを待たない問題を修正した。
  • マクロでcontinue後にbreakするとInvalid Controlエラーが発生する問題を修正した。
  • マルチディスプレイ環境で box 系マクロコマンドのダイアログ表示位置がおかしくなる問題を修正した。
  • wait, waitln マクロコマンドで、で文字列を正しく検出できない事がある問題を修正した(ex. "aaab"に対してwait "aab"がマッチしない)。

その他

  • 言語ファイルにロシア語(Russian.lng)を追加した。Sergey Ryumik氏に感謝します。
  • 言語ファイルに韓国語(Korean.lng)を追加した。Daehong Kim氏に感謝します。
  • TTSSH(2.65)へ差し替えた。
  • Oniguruma 5.9.4へ差し替えた
  • 対応する動作環境にWindows Server 2012を追加した。

 

いつも便利な機能を搭載・提供してくれる、Tera Term開発プロジェクトメンバーに感謝!です。

2013年09月01日 Tera Term version 4.79がリリースされました!

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2013年09月01日(日)、Tera Term(テラターム)のNEWバージョン4.79がリリースされました。(Tera Term開発プロジェクトメンバーに感謝です!)
TeraTerm version 4.79リリース

個人的には、マクロエラーメッセージの「Unknown command」が非常に助かるかな?

新しいマクロコマンドをテストしようとした時に、よく古いバージョンのままで新しいマクロコマンドを動かして、動かない・動かないと相当悩んだ事が多々あったんで・・・。このコマンドは、このバージョンで動かないよって最初から言ってくれるとかなり助かりますね。(まあ初歩的なミスなんですが・・・)

ということで、Tera Termバージョン4.79での変更・修正点は以下のようになっています。(Tera Termプロジェクトページからの抜粋になります)

変更点

  • DECRQM(モード問い合わせ)制御シーケンスに対応した。
  • 左右マージン機能に対応した。
  • DECLRMM(左右マージンモード), DECSLRM(左右マージン設定)制御シーケンスに対応した。
  • 「Tera Termの全終了(Exit All)」の実行前に、かならずユーザに問い合わせを行うようにした。
  • ウィンドウを並べて表示した後、Windowメニューに元に戻すメニューを追加した。
  • ファイル送信時、ファイル送信状況ダイアログを表示しないように出来るようにした。
    teraterm.iniにFTHideDialogエントリを追加した。デフォルトはoff。Teodor Robas氏に感謝します。
  • ベルが短時間に多量に送られて来た時、ベルを鳴らすのを抑制できるようにした。
    teraterm.iniに BellOverUsedTime, BellOverUsedCount, BellSuppressTime エントリを追加した。デフォルトは 2, 5, 5。
  • Auto window closeを制御する /AUTOWINCLOSE コマンドラインオプションを追加した。
  • マクロ
    エラーメッセージに"Unknown command."を追加した。
    logautoclosemodeコマンドを追加した。
    エラーダイアログに詳細情報(行番号・エラー箇所)を追加した。

バグ修正

  • UseNomalBGColor=onの時、OSC 11(標準背景色設定)制御文字列の後のOSC 111(標準背景色リセット)制御文字列で太字等の属性付き文字の背景色が正しくリセットされない問題を修正した。
  • カーソル位置報告シーケンスで、origin mode有効時に上マージンを考慮していなかった問題を修正した。
  • Intermediate ByteとPrivate Parameterの両方を使用した制御シーケンスを正しく無視できない場合がある問題を修正した。
  • SelectOnActivate=offの時、ウィンドウが非アクティブ状態のクリック時にボタンリリースイベントが送られる問題を修正した。
  • 複数起動時に、キーボード設定ファイルが正しくよみこまれない場合がある問題を修正した。
  • ドラッグ&ドロップでのファイル送信時、ダイアログのヘルプボタンが正しく働かない問題を修正した。
  • マクロコマンド exec で、wait パラメータが1の時(4.63以降)、および wait パラメータが1以外の時(4.78以降)に show パラメータが無視される問題を修正した。

その他

  • TTSSH(2.66)へ差し替えた。
  • CygTerm+ 1.07_24へ差し替えた。

いつもながら便利な機能を搭載・提供してくれる、Tera Term開発プロジェクトメンバーに感謝!です。

2013年11月30日 Tera Term version 4.80がリリースされてました!

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2013年11月30日(土)、Tera Term(テラターム)のNEWバージョン4.80がリリースされていました。前々から気付いていたのですが、完全に更新(紹介)するのを忘れていました。(最近やる気が・・・疲れているのか???)
Tera Term version 4.80

個人的には、ログ採取に追加された「Include screen buffer」オプションに注目です。

サーバに接続した後にログを取得するのを忘れていた事に気付いた場合、それまで実行したコマンドの結果をいちいちコピペで別途保存する必要がありました。しかしこの機能が追加された事で全て解決です。(右は英語版)
Include screen bufferオプション Include screen bufferオプション英語版

「Scroll buffer」はデフォルトで10000行かな?これだけあれば十分と思いますがもう少し多い方が良い方は「設定」-「ウィンドウ」から「スクロールバッファ」の値を変更しておきましょう。(右は英語版)
スクロールバッファ設定画面 スクロールバッファ設定画面 英語版

変更後は、設定ファイルを保存する事をお忘れなく。ちなみに設定ファイルの保存は「設定」-「設定の保存」から実行できます。

以下バージョン4.80になってからの変更になった箇所です。

変更箇所

  • OSC文字列処理用バッファの最大サイズを変更できるようにした。
  • teraterm.iniにMaxOSCBufferSizeエントリを追加した。デフォルトは4096。
  • ログ採取に"Include screen buffer"オプションを追加した。
  • teraterm.iniに LogIncludeScreenBuffer エントリを追加した。
  • マクロコマンド "logopen" に"Include screen buffer"オプションを追加した。
  • "New connection" ダイアログを表示する /ES コマンドラインオプションを追加した。
  • URLの途中で改行されている時に、繋がっているものとして扱える設定を追加した。
  • tearterm.iniにJoinSplitURL, JoinSplitURLIgnoreEOLCharエントリを追加した。
  • マクロエラーおよび実行ダイアログに、TTLファイル名を追加した。
  • gettime, getdateコマンドにおいて、マクロ実行前後でタイムゾーンを復元するようにした。

バグ修正箇所

  • 端末サイズ変更時に左右マージンモード(DECLRMM)が解除されない問題を修正した。
  • VPR/VPB/HPR/HPB制御シーケンスがスクロールマージンの影響を受けていた問題を修正した。
  • CUU/VPB制御シーケンスで、画面上端を越えてカーソルが移動する事がある問題を修正した。
  • VPB制御シーケンスで、一部のモードが解除される事がある問題を修正した。
  • DECFI/DECBI制御シーケンスがスクロールマージンを無視していた問題を修正した。
  • DECBI制御シーケンスでカーソル位置の保存が行われていた問題を修正した。
  • DECFI制御シーケンスでアプリケーションキーパッドモードに変更される問題を修正した。
  • ログ取得時に "ダイアログを非表示" オプションが正しく働かない問題を修正した。
  • マルチモニタ環境において、ウィンドウのリサイズ中に表示されるツールチップの位置が有効なマイナス座標の場合でもプライマリモニタに表示される問題を修正した。
  • Windows 95/NT4.0で起動できなくなっていた問題を修正した。

その他

  • TTSSH(2.67)へ差し替えた。
  • TTXRecurringCommand Plugin(1.03)へ差し替えた。
  • 対応する動作環境にWindows 8.1を追加した。
  • Oniguruma 5.9.5へ差し替えた
  • 言語ファイルに中国語(簡体字)(Simplified Chinese.lng)を追加した。LiShaohui氏に感謝します。


ちょっとづつ進化している「Tera Term」。いつもながら便利な機能を搭載・提供してくれる、Tera Term開発プロジェクトメンバーに感謝!です。

2014年02月28日 Tera Term version 4.81がリリースされてました!

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2014年02月28日の金曜日、Tera Term(テラターム)の最新バージョン4.81がリリースされていました。(最近気付くのがちょっと遅いような・・・)
Tera Term Version 4.81

新たなマクロコマンド「uptime」なんかも追加されています。

以下バージョン4.81になってからの変更になった箇所です。

変更箇所

  • マクロ uptimeコマンドを追加した。
  • マクロ logautoclosemodeコマンドによる設定情報は、マクロ終了後、無効に戻すようにした。

バグ修正

  • ウィンドウサイズを変更した時にカーソルが左端に移動する問題を修正した。
  • Send fileダイアログとZMODEM Sendダイアログに"Include screen buffer"オプションが表示される問題を修正した。
  • General setupでLanguageUIを変更した際、タイトルが更新されていなかった問題を修正した。
  • 1MB以上のサイズを持つマクロファイルに対して、マクロ実行が極端に遅くなる問題を修正した。

その他

  • TTSSH(2.68)へ差し替えた。
  • TTProxy(1.0.0.19)へ差し替えた。
  • LogMeTT 2.10.1 へ差し替えた。
  • TTLEditor 1.5 へ差し替えた。

2014年03月08日 Tera Term version 4.82がリリースされました!

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先月末(2014年02月28日)にバージョンアップしたばかりでしたが、さらにTera Term(テラターム)の最新バージョン4.82がリリースされていました。
Tera Term version4.82

「マクロの修正が1件」「バグ修正が2件」の小規模な改修みたいですね。

「バグ修正2件」が重大なバグフィックスだったのでしょうか???

■2014年03月11日追加
TeraTermプロジェクトのゆたかさんより「includeマクロを使うと、アプリが落ちるという致命的な問題があったので急遽4.82をリリースする運びとなりました」とのコメントをいただきました。

バージョン4.81は、TeraTerm20周年記念バージョンだったとの事でしたが、わずか一週間でNEWバージョンのリリースとなりガッカリだったみたいです!

まあ、次は25周年でも目指して頑張ってもらいましょう!

変更箇所

  • sendmulticast マクロコマンドで使用するマルチキャスト名を /MN コマンドラインオプションで指定できるようにした。

バグ修正

  • CHA, HPA 制御シーケンスでカーソルを画面右端に移動できない問題を修正した。
  • include マクロコマンドを使用すると、ttpmacro.exeが落ちる問題を修正した。

ちょっとづつ使い易いように改修を重ねてくれている「プロジェクトメンバー」の方々に感謝です。いつもありがとう!

2014年06月01日 Tera Term version 4.83がリリースされました!

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昨日(2014年06月01日の日曜日)、Tera Term(テラターム)の最新バージョン「Tera Term version 4.83」がリリースされました。
TeraTerm version 4.83リリース

以下、バージョン4.83になってからの変更になった箇所になります。(TeraTermプロジェクトページ、変更履歴からの抜粋になります)

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変更箇所

  • 画面クリア時にカーソル位置を画面左上に移動出来るようにした。
  • TTCTH 制御シーケンスに対応した。
  • Termcap/Terminfo文字列問い合わせに対応した。
  • Eterm look-feel: Additional settingsダイアログのVisualタブで、背景画像の指定をチェックボックスで行うようにした。
  • デバッグモードで使用するモードを設定出来るようにした。
  • teraterm.iniに DebugModes エントリを追加した。

バグ修正

  • カーソル位置復元後に背景色を正しく描画しない場合がある問題を修正した。
  • Eterm look-feel: 背景画像にJPEGファイルが正しく読み込まれない場合がある問題を修正した。
  • デバッグモードでの表示の不具合を修正した。
    デバッグモード後に挿入モード,オートラップモードが変更される場合がある問題を修正した。
    デバッグモードに入った時に文字属性をリセットするようにした。
    デバッグモードから抜けた時に文字属性がリセットされる場合がある問題を修正した。

その他

  • TTSSH(2.69)へ差し替えた。
  • TTProxy(1.0.0.20)へ差し替えた。
  • LogMeTT 2.10.1.7 へ差し替えた。

昨年の事ですが、2014年11月30日(日)にTeraTerm version4.85がリリースされてました

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ちょいと古い情報でスミマセン!もう昨年の出来事なんですが、2014年11月30日の日曜日に「TeraTerm(テラターム)」の最新バージョン「Tera Term version 4.85」がリリースされていました。(最近ブログの更新をサボり過ぎていて全然チェックできてませんでした!反省です)
Tera Term version 4.85

個人的には、マクロコマンド「fileopen」の読み取り専用でファイルを開くオプションがどんな感じに使用ができるかを考えている最中です。

以下、テラタームバージョン4.85になってからの変更になった箇所を記載しています。(TeraTermプロジェクトページ、変更履歴からの抜粋です)

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変更

  • シリアルポートで SendBreak を送出する時間の長さを設定できるようにした。
  • teraterm.ini に SendBreakTime エントリを追加した。
  • アクセラレータキー Alt+D と Alt+I が VT ウィンドウでのみ反応するようにした。

  • New Connection のアクセラレータキーを無効にできるようにした。

  • teraterm.ini に AcceleratorNewConnection エントリを追加した。

  • Cygwin connection のアクセラレータキーを無効にできるようにした。

  • teraterm.ini に AcceleratorCygwinConnection エントリを追加した。

  • filenamebox マクロコマンドに初期ディレクトリを指定する引数を追加した。

  • fileopen マクロコマンドに読み取り専用でファイルを開くオプションを追加した。

バグ修正

  • General setupに言語ファイルが表示されないことがある問題を修正した。
  • connect マクロコマンドで接続に失敗したあと、再度接続できないことがある問題を修正した。
  • sprintf, sprintf2 マクロコマンドに浮動小数点数を渡せない問題を修正した。
  • sprintf, sprintf2 マクロコマンドの書式指定の文字幅指定と精度指定で * が使えない問題を修正した。

その他

  • TTSSH(2.71)へ差し替えた。
  • 言語ファイルに中国語(繁体字)(Traditional Chinese.lng)を追加した。Wei Yan氏に感謝します。
  • 64bit Cygwinへの自動接続に対応した。
  • 64bit版cyglaunch.exeの同梱をやめた。

2015年02月28日 Tera Term version 4.86がリリースされました!(マクロコマンドも追加)

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昨日(2015年02月28日の土曜日)、Tera Term(テラターム)の最新バージョン「Tera Term version 4.86」がリリースされました。
TeraTerm4.86リリース

今回マクロコマンド「dirnamebox」「getmodemstatus」が追加されました。

ここで注目しているのが「dirnamebox」

ディレクトリ名を選択するダイアログボックスを表示する事が出来るようになりました。マクロでログを取得したい時&ログ保存場所を接続の度に設定したい場合とかに便利かもしれませんね。
ディレクトリ名を選択するダイアログボックス

「dirnamebox」の書式

dirnamebox <title> [<initialdir>]

パラメータ

  • 文字列 <title> ダイアログボックスのタイトル
  • 文字列 <initialdir> (オプション デフォルト="")
    ダイアログボックスの初期ディレクトリを指定する。空文字列や無効なパスを指定すると、デスクトップが初期ディレクトリになる。
  • 返り値

    • システム変数 <result>
      ユーザがディレクトリ名を選択してOKボタンを押すと1が格納され、inputstrにフォルダ名が格納される。ユーザがダイアログをキャンセルしたり閉じたりすると0が格納される。
    • システム変数 <inputstr>
      選択されたディレクトリ名が格納

    使用例

    ;; ログ保存フォルダ選択
    dirnamebox ‘ログ保存フォルダを選択して下さい!’
    LOG_FILE = inputstr

    ;; ログファイル名(フルパス)の設定
    getdate LOG_NAME ‘\%Y%m%d_%H%M%S_&h.log’
    strconcat LOG_FILE LOG_NAME

    途中省略

    ;; ログ取得開始
    logopen LOG_FILE 1 1

    Tera Term 4.86になっての変更箇所

    • Control メニューの Terminal で OSC 10/11 で設定した色もリセットするようにした。
    • YMODEM で送信する送信終了を意味するパケット(block0)のサイズを必要最小限(128byte)にした。mlukoshkov に感謝します
    • YMODEM で送信するファイル情報のパケットを、必要なときのみ長いパケット(128 or 1024byte)になるようにした
    • dirnamebox マクロコマンドを追加した。
    • getmodemstatus マクロコマンドを追加した。

    バグ修正

    • 画面左端での DECBI 制御シーケンスで、画面左端にあるワイド文字が消える問題を修正した。
    • マクロから起動した場合に KEYBOARD.CNF の設定が反映されない問題を修正した。
    • YMODEM 送信時にリモートからのキャンセルを正しく処理しない問題を修正した
    • YMODEM で受信したファイル情報が最後までファイル名だった場合に、保存されるファイル名の終端が壊れる問題を修正した
    • YMODEM で受信したファイル情報にファイルサイズがなかった場合に、ファイルの中身が保存されない問題を修正した
    • ログ・ローテートの設定値が設定画面に正しく表示されない問題を修正した。
    • setdlgpos マクロコマンドで x=0,y=0 を指定したあと statusbox を新規に開くと、指定した位置で開かない問題を修正した。
    • マクロファイル名が長い場合においても、マクロウィンドウに行番号が表示されるようにした。また、マクロウィンドウをリサイズ可能とした。

    その他

    • TTSSH(2.72)へ差し替えた。
    • CygTerm+ 1.07_25へ差し替えた。
    • Oniguruma 5.9.6へ差し替えた

    2015年04月31日(日)Tera Term version 4.87がリリースされました!

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    昨日(2015年05月31日の日曜日)、TeraTerm(テラターム)の最新バージョン「Tera Term version 4.87」がリリースされました。
    TeraTerm(テラターム)version 4.87

    新しいマクロコマンドの追加はなかったみたいですね!一部「filewrite」「filewriteln」コマンドに修正が入った模様です。

    以下、リリースノートからの抜粋となります。

    Tera Term 4.87になっての変更箇所

    • Setup メニューに Setup directory を追加した
    • マクロ: マクロファイルに UTF-8 BOM が付与されていた場合、Syntax error とならないようにした
    • filewrite, filewriteln マクロコマンドに数値を指定できるようにした

    バグ修正

    • 新規接続すると読み込まれているキーボード(CNF)設定がリセットされる問題を修正した

    その他

    • TTSSH(2.73)へ差し替えた
    • TTProxy(1.0.0.21)へ差し替えた
    • TeraTerm Menu(1.13)へ差し替えた
    • LogMeTT 2.10.3 へ差し替えた
    • SourceForge.jpからOSDNへのドメイン変更に対応した

    2012年8月31日 Tera Term version 4.75がリリースされてました!

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    2012年8月31日(土)Tera TermのNEWバージョン4.75がリリースされました。 ちょっと旅に出ていた+αで気付くのがちょっと遅くなってしまいました。
    TeraTerm version 4.75

    マクロコマンドで追加された[setpassword]コマンドでパスワードが更新できるようになったんでパスワードを暗号化、且つ毎月パスワードが変更になるような環境でお使いのユーザ(自分も対象)にはかなり便利な機能になりますね。

    変更・修正点は以下のようになっています。(Tera Termプロジェクトページからの抜粋になります)

    変更

    • Any Event Tracking モードで、ボタンを押していない状態でのモーションイベントのボタン値を 3 から 35 へ変更した。
    • DECRQSS による文字属性の問い合わせで、応答の先頭に 0; を付加するようにした。
    • DECRQSS による文字属性の問い合わせで、Enable ANSI Color 設定がオフの時は応答に色属性を含めないようにした。
    • TERATERM.INI の Hosts セクションで、Hostに続く数字が飛んでいても続きを読むようにした。
    • マクロ
      setpasswordコマンドを追加した。
      ispasswordコマンドを追加した。

    バグ修正

    • 名前付きパイプ: Oracle Virtual Boxの終了時、パイプの切断ができていなかった問題を修正した。
    • COMポートをデフォルト設定で保存できない問題を修正した。
    • YMODEM: 受信中に一時停止した場合、タイムアウトでNAKを送信していないため、再送できていなかった問題を修正した。
    • マクロコマンド send, sendln で、0x01 を含む文字列を正しく送れない問題を修正した。
    • ファイルを扱うマクロコマンドで、相対パスを正しく解析しないことがある問題を修正した。
      相対パスの基準が、マクロファイルになる場合と teraterm ディレクトリになる場合があった。この修正でマクロファイルを基準にするようにした。

    その他

    TTSSH(2.62)へ差し替えた。

    Tera Term開発プロジェクトメンバーに感謝!

    2012年12月02日 Tera Term version 4.76がリリースされてました!

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    2012年12月02日(日)Tera Termのバージョン4.76がリリースされました。
    TeraTerm version 4.76

    Windows8にも正式対応したみたいですね!

    変更・修正点は以下のようになっています。
    (Tera Termプロジェクトページからの抜粋になります)

    変更

    • SGR 38:2, 48:2(RGB値指定での文字色/背景色変更)に対応した。現在の実装では256色パレットで最も近い色が使われる。
    • SGR 38:5, 48:5(256色パレット指定での文字色/背景色変更)で、: 区切りに対応した。(ISO/IEC 8613-6 (ITU-T Rec. T.416) 形式)
    • 特殊フォルダの取得方法をレジストリ読み込みからSH系APIに変更した。
    • VTIcon, TEKIcon の設定をteraterm.iniに保存しないようにした。
    • Save setupで ini ファイルの保存に失敗したら、エラーメッセージを表示するようにした。

    バグ修正

    • SGR 38:5, 48:5(256色パレット指定での文字色/背景色変更)で、範囲外のパレット番号指定を無視できていなかった問題を修正した。
    • キーボードレイアウトによってクリップボードへコピー・貼り付けされる文字が化ける問題を修正した。
    • マクロコマンド strreplace で、システム変数 ‘matchstr’, ‘groupmatchstr1’~’groupmatchstr9’ を渡すと落ちる事がある問題を修正した。

    その他

    • TTSSH(2.63)へ差し替えた。
    • 対応する動作環境にWindows 8を追加した。
    • Oniguruma 5.9.3へ差し替えた。

    Tera Term開発プロジェクトメンバーに感謝!

    Tera Termインストール不要のポータブル版のご紹介

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    客先などのアプリケーションを自由にインストールさせてもらえないような環境で、Tera Term(テラターム)等のターミナルソフト(SSHクライアント)を使いたい時ってありませんか?

    そんな時に便利な『Tera Term スナップショット』をご紹介します。

    『Tera Term スナップショット』とは、開発版のスナップショット置き場なんです。
    スナップショット置き場

    ZIP形式で保管されており、そのファイルを解凍すると実行ファイルが現れます。通常のインストールフォルダ配下とほぼ同じみたいですね。
    通常のインストールフォルダ配下と同じ?

    そうなんです!インストール不要でTera Termが使用する事ができるんです。

    しかし便利な事ばかりでなくひとつ注意点が!

    サイトにも記述されてますが、『リリース前の物件なので、リリース版より不安定なことがあります。 また、まだリリースされていないバグ修正や新機能が実装されているかもしれません。』 の条件付きですの利用は自己責任で行う必要があります。

    しかし普通にサーバに接続して使う分には全然問題ありませんでした。

    メニューは日本語では無く英語でしたが、ただ接続に使う分には充分ですね。
    メニューは英語表記でしたが・・・

    11/19 追記
    TeraTerm開発メンバーのゆたかさんより、コメント欄から情報を頂きました。感謝です!日本語に変更したい場合は、設定ファイル(TERATERM.INI)の「UILanguageFile」部分を以下のように変更する事で可能との事です。
    ==========================
    UILanguageFile=lang\Japanese.lng
    ==========================

    以前紹介した記事(日本語から英語表記)の逆バージョンですね!
    ⇒ http://www.j-oosk.com/teraterm/configuration/532/

     

    公式サイトのスナップショットは、下記URLから取得可能です。
    *次期バージョンからアーカイブ版の正式に提供予定の情報も頂きました。

    http://ttssh2.sourceforge.jp/snapshot/

    興味のある方は、一度試してみてください。

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